
【書籍情報】
書籍名 :伝わる! 図表のつくり方が身につく本
出版社 :髙橋書店
著者 :永山嘉昭(ながやまよしあき) 氏
初版 :2012年3月5日(購入時 初版)
価格(税抜):1,300円
【著者紹介】
生年月日:データなし
学歴 :データなし
経歴 :横河電機株式会社
横河グラフィックアーツ株式会社
現在、ビジネスコミュニケーションスキル研究所代表
【内容】
PART1 こんなとき、使えるグラフ・図表はこれだ
PART2 カラー表現のポイントはここだ
PART3 グラフ作成のポイントはここだ
PART4 図解作成のポイントはここだ
PART5 表作成のポイントはここだ
【総評】※項目に関する説明は左、「紹介ページ説明」欄参照
業務汎用性 :☆☆★★★
なるほ度 :☆☆☆★★
オススメ! :☆☆★★★
購入時点で200万部突破しているそうです。
かなり売れていますね。
写真では乗せそびれましたが、ゴールドの帯が付いていました。眩しいです。
その割に私の評価は高くないということになっていて、どうも私は見る目が無いんじゃないかとも思ってしまうのですが、おそらく私は そのそも資料作成の機会があまり多くないので、こういった評価なのかと。
さて、中身に関してですが、見開きの左側に見出しと、図表のBefore、Afterが掲載されていて、右側は詳細な説明が載って います。別で紹介した『「伝わる」「通る」ビジネス資料作成術』と似たような構成になってます。
この本も、さ〜っと流して読めるので、1〜2時間でだいたい見終わるんじゃないでしょうか?
これも見やすい構成になっているので、後から見返したい時には探しやすいと思います。
こちらは、資料内のグラフ、図表の見せ方に特化した本となっています。
その為、グラフ、図表作成時のエクセルなどのテクニックがほとんどのページに掲載されています。
Officeを使いこなせていない方には大変助かる助言だと思います。
また、見せたい事柄について、様々な種類のグラフを使い分けることで、見やすい資料の作成に役立てるようアドバイスが満載です。
色の使い方、色に対する人が持つイメージなども解説されていて、うまく色を使いこなすことができれば、相手へ直感的にイメージを伝 えることもできます。
色の使い方のページはカラー仕様になっているので、大変見やすいです。
基本的なグラフの用い方から上級者向けの加工テクニックまで解説されていて、資料作成時に一度は誰もがつまづいた「こういうグラ フってどうやればいいんだ?」といった疑問に的確に回答しています。
資料作成の機会があるビジネスマンには、「基本を押さえる」「今の業務での疑問を解決する」「上級者向けテクニックを身につける」 と いった、幅広い層に読まれる本だと思います。
私も軽く流しただけですが、要所がしっかり押さえられているので、それでも十分に有用な情報を得ることができました。
本格的に資料作成が必要になる日がきたら、全力でお世話になる本だと思います。
その時はまた、評価が変わっているかもしれません。
ただ、おそらく将来に渡って長く見返すことになるであろう本だと思います。
2014年6月10日 4:04