
【書籍情報】
書籍名 :「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
出版社 :サンマーク出版
著者 :岩田松雄(いわたまつお) 氏
初版 :2012年10月10日(購入時 第26刷)
価格(税抜):1,400円
【著者紹介】
生年月日:1958年生まれ
学歴 :大阪大学経済学部卒
経歴 :日産自動車
ジェミニ・コンサルティング・ジャパン
日本コカ・コーラ株式会社
株式会社アトラス
株式会社タカラ
株式会社イオンフォレスト
スターバックスコーヒー ジャパン株式会社
現在、株式会社産業革新機構
【内容】
第1章 リーダーは、かっこいいとは限らない
第2章 リーダーは、饒舌でなくてもかまわない
第3章 リーダーは、部下と飲みに行かない
第4章 リーダーは、人のすることは信じてはいけない
第5章 リーダーは、立ち止まらなければいけない
第6章 リーダーは、多読家である必要はない
第7章 リーダーは、弱くてもかまわない
【総評】※項目に関する説明は左、「紹介ページ説明」欄参照
業務汎用性 :☆☆☆★★
なるほ度 :☆☆☆★★
オススメ! :☆☆☆★★
無難な評価ですがおそらくこんな感じです。
「なるほど!早速実践しよう!」と思う部分ももちろんあるんですが、この著者の性格が大きく貢献している部分が大きいと思われま す。
私の職場に当てはめた場合、これはちょっと賛同できないな。。。というのも中にはあります。
また、私なりにざっくりとリーダー像があったので、それと比較して読むとおもしろかったです。が、あくまで「参考にします。」と いったところでしょうか。
私も、職場では現場リーダーをしていますので、それなりに考えをもって業務をしているつもりです。
なので、そういった「リーダー論」的なものが、あまり無いという方には有意性の高い本だと思います。
ただし、最初にも述べたとおり、この著者の性格もかなりあるので、「リーダーはこういうことに気を付けてやるといい」的なこともあ りますが、「こういう風にやってた(気を付けていたわけではなく、性格上自然とそれをやってた)」的なことも多いです。
この本に書かれていることをそっくりそのまま実践するのは、個人の性格によってはなかなか難しい様な内容もあります。
なので、この本に書かれているひとつひとつを細かく実行するというよりは、この著者がこの本を通じて結局何が言いたいのかを読み 取ってそれをひとつの「リーダー像」として、頭の中に入れておけばよいと思います。
なんだかんだ書きましたが、著者はまえがきで「リーダーになろうとするのではなく、まわりに推されてリーダーになる。私はこれが、 理想のリーダーの姿だと思っています。」とあるように、私がこの本を読み終えた後、「こんな人がうちの会社のリーダーだったらいいの に。」と思っていました。
ということは、少なくともこの本の本質を掴み、それを実践できれば、「まわりから推されるリーダー。」には、なることができると思 います。
著者はこの方法で、これほどの有名企業で役員や社長、CEOまで勤めているという実績があるのですから。
2014年6月9日 21:45