
【書籍情報】
書籍名 :QC七つ道具の基本がわかる本
出版社 :秀和システム
著者 :山里健一郎(やまざとけんいちろう) 氏
初版 :2014年4月1日(購入時 初版)
価格(税抜):800円
【著者紹介】
生年月日:データなし
学歴 :福井大学子学部電気工学科卒
経歴 :関西電力株式会社
現在、ケイ・イマジン代表
【内容】
第1章 QC 七つ道具の活用
第2章 パレート図
第3章 特性要因図
第4章 ヒストグラム
第5章 散布図
最6章 チェックシート
最7章 グラフ
最8章 管理図
最9章 QC的問題解決方法
最10章 管理と改善の考え方
【総評】※項目に関する説明は左、「紹介ページ説明」欄参照
業務汎用性 :☆☆☆☆★
なるほ度 :☆☆☆★★
オススメ! :☆☆☆★★
勝手なイメージですが、QC七つ道具は生産工場とかでの活用度が高いイメージがあります。
それ以外の業務では、業務情報を数値化すたりすることで、QC七つ道具を使用できるようになるかと思います。
そういった意味で、仕事の内容によっては分析する前にひと手間必要な場合が考えられますが、それさえ惜しまなければどんな業務にも 応用が利く分析ツールといえます。
ちなみに、私は生産工場で働いていますので、日々の業務で製品管理、設備管理などの数値データを目にしない日はありません。
なので、私がこの本を手にするのは必然だったと言いえます。
しかも、800円と安かったので、即買いでした。
内容ですが、上記の内容説明の各章を見てもらえるとわかるように、QC七つ道具とは?からはじまり、七つ道具の説明と最終的にそこ からどうやって問題を露呈させ、解決方法へと導くのか?といった流れで書かれています。
さらに七つ道具の説明の章ですが、当然、それぞれの使用方法の説明と、更にそれを使用する際の注意点や、応用例なども紹介されてお り、ただ、七つ道具を使うだけではなく、本当の意味で七つ道具を使いこなせる様に、工夫がなされています。
生産工場での業務に限らず、どんな職種でも応用の利くQC七つ道具ですが、上記の意味で、本当に使いこなしてはいないのではないで しょうか?
ただ、管理するだけではなく、そこから見えるもの、更にそれに対する改善アクションまでできるようになれば、業務内で活躍の場が増 えると思います。
ある程度理解している人にも、基本を学び直し、改めてその必要性を認識できるいい機会だと思います。
価格も安いので、興味がある方は是非どうぞ。
2014年6月10日 15:46