
【書籍情報】
書籍名 :これだけ! OJT
出版社 :すばる舎リンケージ
著者 :中尾ゆうすけ(なかおゆうすけ) 氏
初版 :2010年12月18日(購入時 第5刷)
価格(税抜):1,400円
【著者紹介】
生年月日:データなし 大阪
学歴 :データなし
経歴 :現在、一部上場企業の人事部にて、人材育成・人材戦略
補)日本メタルヘルス協会・衛藤信之氏に師事、公認カウンセラーとなる
【内容】
第1章 リーダーが伸びると、部下も伸びる!
第2章 まず「目定期がハッキリした計画」を立てよう
第3章 この「指示の出し方」と「報連相」で能率が一気に上がる!
第4章 スムーズに人が育つ「モチベーション管理」の極意
第5章 実践!「信頼MAX」で成果が最大になる心得
【総評】※項目に関する説明は左、「紹介ページ説明」欄参照
業務汎用性 :☆☆☆☆☆
なるほ度 :☆☆☆★★
オススメ! :☆☆☆☆★
OJTとはビジネスマンならだれもが知っている言葉ですが、実際業務上でどこまで実践できているでしょうか?
本文中にもありますが、実践できている「つもり」では意味がありません。
改めて、OJTに関してこの本を読んだ時に、社内でOJTという言葉を使っていることに、恥ずかしさを感じました。
なぜかというと、今まで、私を含めて、社内の誰もきちんとしたOJTが実施されてはいなかったことを認識させられたからです。
つまり私たちが行っていたのは、OJTではなく、ただのトレーニング、教育に過ぎなかったわけです。
それではどうしたらしっかりしたOJTを実施することができるようになるのか?
それはこの本の中に、事例も交え、わかりやすく解説されています。
中にはすぐにでも実践できるものから、結果が出るまで多少時間がかかりそうなものまでありますが、本来、人を育てるということは時 間がかかるものだと思うので、そこは時間をかけてやってもいいのかと思います。
本書で紹介されている様々な手法ですが、私も現場で実践はされているが、その本質を理解していないので、実際にその手法をフルに活 用できていなかったりすることも多くありました。
私は業務では現場リーダーとして働いており、OJTの場も少なくありません。
当然、本書を何度も読み返し、OJTのキモを習得し、後人の育成に役立てているところですので、本書は大活躍中です。
これからOJTを行う人にはもちろんですが、自己のスキルアップの管理としても活用できますので、実際に本書の内容を実践して、自 己や後人の育成に励まれては如何でしょうか?
2014年6月10日 16:07