
【書籍情報】
書籍名 :「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方
出版社 :サンマーク出版
著者 :岩田松雄(いわたまつお) 氏
初版 :2013年5月31日(購入時 第2刷)
価格(税抜):1,400円
【著者紹介】
生年月日:1958年生まれ
学歴 :大阪大学経済学部卒
経歴 :日産自動車
ジェミニ・コンサルティング・ジャパン
日本コカ・コーラ株式会社
株式会社アトラス
株式会社タカラ
株式会社イオンフォレスト
スターバックスコーヒー ジャパン株式会社
現在、株式会社産業革新機構
【内容】
第1章 部下は、従順でなくてもかまわない
第2章 部下は、"過剰サービス"から始めなさい
第3章 部下は、完璧な仕事が求められるとは限らない
第4章 部下は、背伸びや無理をする必要はない
第5章 部下は、上司をコントロールしてもかまわない
第6章 部下は、よく読み、よく学ぶべきである
第7章 部下は、まず人間性をこそ高めなさい
【総評】※項目に関する説明は左、「紹介ページ説明」欄参照
業務汎用性 :☆☆☆☆★
なるほ度 :☆☆☆★★
オススメ! :☆☆☆☆★
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の著者と同じです。
上記の本の翌年に発行されています。
CEOまで上り詰めた著者が、上司の目線、また、かつて部下だった時代の自分の実践経験から、理想の部下を語っています。
もちろん、上司、部下も人間なので、会社や部署によって、その「性格」は変わってきますので、同様のことがどこでも通用するわけで はありません。
しかし、いろんな上司に対する対応方法や、実際のところ「上司は部下に何を求めているのか?」「部下のどんなところを見ているの か?」というようなことは、だいたいどこも同じだと思いますので、そういった内容は大いに汎用性が高く、活用できます。
多少、前述の別書と重複する内容もありますが、もちろん気になるほど多用はされていませんし、むしろ両書を読むことで、「リー ダー」「部下」の両方の立場からの立ち回りが見えるので、両書を読むといいと思います。
まあ、わざわざ私にそんなこと言われなくても、こんなそっくりな本が書店に隣り合って並んでいたら両方読む人がほとんどだとは思い ますが。。。
それはさておき、この本を読んで、私も部下としての動きを変えましたし、上司に対する接し方も変わったと思います。
会社を起業でもしない限り、一般的には、多くの人がその会社生活を「誰かの部下」として過ごします。
そういった意味で、この本は仕事をしているほぼ全ての人に対して学ぶことの多い本だと思います。
是非ご一読下さい。
2014年6月9日 22:21